今回は、船橋市行田の歴史についてです!
船橋市にある行田地区ですが、
地図上で見るとどんな形をしているのか
知っていますか?
実は形と歴史に深い関係があるのです。
まず、行田団地や行田公園を含む行田地区は
“ 綺麗な円形 ”になっています!!
ぜひ地図等を見て確認してみてください!
調べると上空から撮った写真も出てくるので、
本当に綺麗な円形で驚くはずです、、( °o°)
ではそんな円形をしている行田地区ですが、
歴史とどのような関係があるのでしょうか。
円形の道路で囲まれているためそのような形に
なっているのですが、その理由は、
昔、“ 海軍の無線基地 ”があったからなんです!
まさか船橋市にそんな場所があったなんて、、、
無線電信所が設置されたのは1915(大正4)年。
真ん中には高さ約200mの主塔
周りには高さ約60mの副塔が18本
並ぶ大規模なものだったそうです。
更に性能は当時世界トップクラスだったとのこと。
まだ市となる前の船橋が “ 日本の口 ” として
初めて世界地図に載ることにもなりました。
そして、決して良い歴史ではありませんが、
有名な太平洋戦争のきっかけとなった
“ 真珠湾攻撃 ”。
(真珠湾攻撃とは、
1941年12月8日 ハワイ準州オアフ島真珠湾にある
アメリカ海軍基地を日本海軍が空から攻撃した出来事)
攻撃の実行を告げる暗号『ニイタカヤマノボレ1208』
この暗号は行田にあった無線塔から発せられました。
その他にも、こちらの無線塔は
“ 大正天皇とウィルソン大統領(米)の祝電交換 ”
“ 関東大震災時の通信手段 ” としても
活躍したという歴史もあるそうです!
1971(昭和46)年に無線塔は解体されましたが、
現在は行田公園に記念碑が残っています。
世界の歴史を感じられる場所が船橋市行田に
あるなんて、とても驚きました!
公園も広くてジョギングコースもあるので
体を動かすのに絶好の場所です✌
ぜひ近くにお越しの際は立ち寄ってみて下さい^^